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三国志 第十巻

宮城谷昌光著
を読みました。

諸葛亮がここで死去します。
当時としては早死ではありませんが、
ライバルであった司馬懿が長生きして、
ついには三国を統一に導いていくことを思うと
「もう少し長生きしてほしかった‥」と思わざるをえません。

「正史を書く」と言われている宮城谷さん、諸葛亮の死をあっさりと描いています。
反面、
諸葛亮の蜀という国での存在の大きさは、
同時に歴史の中でも大きなものであったという認識も幾度も描いています。

また小説では神がかり的な諸葛亮も
実は失敗を重ねて、その能力を練磨したのだということが
諸葛亮の戦術、戦略を検証しながら描かれているので、
とても興味深く読むことができました。

でもやはり英雄の死は寂しいですね。
ダデモル小僧



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by bonboncha_xuxu | 2012-04-10 01:21 | 日々のこと


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